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老人ホームには、施設によってサービス内容や入居目的、条件などの違いがあります。施設の種類や特徴をしっかり理解したうえで、利用者にあった介護施設を探しましょう。
介護付、住宅型、健康型の3種類があります。終身介護に対応する施設から、健康な方のみを対象とするところまでさまざまです。
- 介護付有料老人ホーム(特定施設入居者生活介護)
- 介護が必要な方のための居住施設。介護の必要のない方も入居できる「混合型」と呼ばれる施設もあります。
- 住宅型有料老人ホーム
- 食事の提供、室内や施設内の最低限の清掃、緊急時の対応。介護サービスは行われません。必要な方は、外部の介護サービスを利用する事になります。
- 健康型有料老人ホーム
- 自立した高齢者の方が入居の対象。家事を施設スタッフにお願いすることができます。介護が必要になったら退去しなければいけません。シニアライフを楽しむための設備が充実したところが多いです。
大体が初期費用は0~数千万、月額費用はおよそ12~30万円位です。その他には、介護サービス費や生活費もかかってきます。
施設によってサービスの違いがありますので、資料などでよく調べてみましょう。
体験入居の際に「健康診断書」、契約の際には以下の書類も必要になってきます。取得に時間のかかるものもありますので、事前に準備しておくのがオススメです。
- 住民票
- 健康診断書(施設指定の項目がある)
- 印鑑証明
- 連帯保証人・身元引受人
- 診療情報提供書、看護サマリーなど(入院されていた方)
※施設によってことなります。
2000年に導入された「介護保険制度」は、高齢者の介護をその家族だけが負担するのではなく、社会全体で支えるための制度です。高齢者の介護が必要になった時、サービスにかかった費用の1割は自己負担、9割は保険給付として支給されます。
- 介護保険の給付を受けるためには、
要介護認定を受けなくてはなりません。 - 年金収入が280万円以上の人は、2015年8月の介護保険制度改正で
介護サービス費の自己負担分が2割になります。
(2015年3月現在)